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<title>プーさんの鼻</title>
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<description>出産を控えている時に、人から薦められました。
いまさら俵万智を読むのも気恥ずかしい...なんて思ってましたが
手にとってみて、その斜に構えた心が逆に恥ずかしくなりました。
子供を身ごもり、出産し育て...</description>
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出産を控えている時に、人から薦められました。
いまさら俵万智を読むのも気恥ずかしい...なんて思ってましたが
手にとってみて、その斜に構えた心が逆に恥ずかしくなりました。
子供を身ごもり、出産し育てている今の気持ち、それもあふれ出した感情だけがぎゅっと詰め込まれているのです。
俵さん自身は実際には辛い思いも多々されたのではと想像できますが、ここにあるのは子供への深い慈しみばかりです。
出産後、実家から遠方の現住所地へ戻るとき、本といえば育児書のほかには、たった一冊この詩集だけを持ち帰りました。
一日中子供と一緒にいるとついつい心が籠りがちになりますが、そんなときに開いてみると
子供を産んで育てられる稀有さと子供の尊さに胸が熱くなり、また頑張ろうと思えます。
子育て中は、今以上にしんどい思いをすると思いますが、そんなときにこの短歌を読み、愛おしい存在への思いを新たにしていきたいと思います。
中学生の頃に「サラダ記念日」２０代前半に「チョコレート革命」と出会って、
出産して二歳のこどものママになった今、
そうそう、そうだったのよとわが身のように思いながら一気に読んだ子育ての歌集。
寝かしつけの抱っこで、溺れるように動く赤ちゃんに寝寝かせようとすることは「沈めることか」という歌が、夕暮れ泣きに弱ったあの頃を思い出させました。
半ばは恋愛の歌もあります。 “子育て”と一言で言ってしまうにはあまりに深いその行為。さすがに言葉を上手く使って切り取ってあります。子供の成長の喜び、驚きと離れていく寂しさはまさに紙一重。子供を育てている今だからこそ、一語一語が突き刺さりました。親にならなかったら感じなかった感情にあふれていて、20年経ってもまた読み返すだろうな、と思わせる本です。 俵万智の最新歌集。

 「サラダ記念日」（1987年／河出書房新社）に心くすぐられる思いをしたのがもう20年近くも昔のこととなりました。俵万智と私はほぼ同い年。当時私たちが歩んだあの時代、経済は上り調子。政治の季節は先行世代で終わったものであり、天下泰平の世が続くと信じて疑うことがありませんでした。無邪気この上ないあの時代の空気を、三十一（みそひと）文字という古風で典雅なリズムに落とし込んだ彼女の歌は、和歌に対して私たちの多くが抱いていた近寄り難さや厳粛なイメージを、向こう見ずな若さで笑いのめしていたように思います。私は心ひかれる思いとともにあの歌集を幾度も読み返したものです。

 次に手にした俵の歌集「チョコレート革命」（河出書房新社）が出たのは1997年。震災とサリン事件とに打ちのめされ、そしてもう脱することは永遠に叶わないのではないかというほどの不景気の只中にあるとき、俵もまた心を引き絞る恋に身をやつしているようでした。今読み返すと印象は異なるかもしれませんが、私はコンテンポラリー（同時代）な作品としてあの歌集を読んだ時に、時代精神に近似した痛ましさを感じないではいられませんでした。

 そして「プーさんの鼻」です。息子が赤子から幼児へと成長する過程を丹念に綴った歌を中心とし、結婚したばかりの弟や、孫を抱く両親、そして息子の「いるけど いない」父親である男性との関係を刻んだ三百四十四首が収められています。

 子への慈しみや、男への解きほぐし難い思い。人生というのは一筋縄ではいかないものです。その清濁をあわせ呑む心模様が、この歌集で静かに40歳のシングルマザーの手によって綴られているのです。私はそこに、俵万智の（成長というのがおこがましければ）確かな歩みを見た思いがします。
 ゆっくり、じっくり味わうに値する一冊でした。

俵氏の作品はサラダもチョコレートも読んできた15年来のファンである。作者の息子さんの一瞬の成長段階（寝返り、夜泣き、歩行、ファースト・シューズ、語彙の広がり）を詠まれた本歌集の視点の鋭さに膝を打つ。作者の優しいまなざし、愛情に共感し、微笑んだりと31文字の表現が時には濃密でありすぎる。自分の育児経験、子供が同じような成長段階時の記憶と容易にコネクトされ、時には感涙してしまう。公共の場では絶対に開いてはいけない歌集である。


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<title>考える短歌―作る手ほどき、読む技術 (新潮新書)</title>
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<description>心の筋肉も固くなる！？

子どもの言葉がそのまま詩になるのは、心が限りなく柔軟だから。
いつも柔らかな心でいるために短歌を創ろう。

日常のささやかな感動を切り取って三十一文字で表す。

学生時代ま...</description>
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<![CDATA[
心の筋肉も固くなる！？

子どもの言葉がそのまま詩になるのは、心が限りなく柔軟だから。
いつも柔らかな心でいるために短歌を創ろう。

日常のささやかな感動を切り取って三十一文字で表す。

学生時代までは短歌のよさがわからなかった。
三十一文字定型という非常に限定された世界に不自由さを感じた。

でも、限られている中での表現はそれだけ集中度が高くなり言語感覚は研ぎ澄まされる。

「も」にするか「は」にするか。たった一文字で新鮮さも迫力も違ってくる。

本書は、短歌創作だけでなく、言語感覚を磨くための示唆に富んでいる。
言語感覚を磨くとは、日常の中でものの本質を見据え、捉える力でもある。
何気なく浮かんでくるフレーズを並べただけでは、訴える力が弱いと言うことが、文法や名詞・形容詞を交えてわかりやすくまとめられています。実際に投稿された短歌の一文字を変えるだけで、印象や意味がこんなに変わるんだとびっくりしました。「人に伝えるために」ということを考えながら短歌を作りたくなる本ですね。 書店でタイトルと著者の名前に惹かれて手にした本書の帯には「一文字の力 表現のうらわざ 『言葉の技術』教えます」と大書されていました。詩や歌を作るための「うらわざ」や「技術」を正面切って取り上げた本は、かなり珍しいのではないかと思います。 優れた歌人である著者は、短歌の添削という作業を通して「表現のうらわざ」「言葉の技術」を、分かりやすく提示してくれています。具体的には、助詞や副詞、形容詞を使うときの注意点や句切れや語順のことなど、まさに、「うらわざ」「技術」というに相応しいポイントが扱われています。 まず、目次そのものが、短歌を作るときのコツになっている。一度、とにかく短歌を一首作ってみて、推こうの観点にするのもよい。 各章は、実践編（一般投稿者の短歌を俵さんが添削）と鑑賞コースの二本立てになっている。 具体例で、言葉の技術が示されるので、「うーん、確かに。」と唸ってしまう。 また、この短歌の技術は、散文を書くときにも参考になる。指南書！と、かしこまらなくても読み物としても充分楽しめる。「副詞には頼らないでおこう」「主観的な形容詞は避けよう」など、ここには「短歌」だけでなく、何かを言葉で表現しようとするときのヒントがある。例えば、“しばらく”、“ゆっくり”などの副詞はとても手軽で、ある一定のイメージを読み手に与える。しかし、この「一定の」イメージこそが表現の敵のだと教えてくれる。また、“愛しい”とか“寂しい”という言葉、口にしたとたんに、嘘くさく感じられることはないだろうか？もしくは、その言葉では足りない、言い表せない、というもどかしさを感じたことは？言葉と感情の間は常に温度差をはらんでいる。その温度をいかに伝えるか？それこそが表現の醍醐味なのだ、ということがじわじわと（これがいけないんですね！）伝わってくる。各章に実例として挙げられている、有名・無名の歌も効果的。
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<title>ドラえもん短歌</title>
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<description>ドラえもんを通して、人生が見えてくる一冊、といったら大げさか？
すーっと心にとけ込むような短歌が素晴らしいです。

「ドラえもんがいたら・・・」とか「あの道具があったら・・・」と思ったことがある人は...</description>
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ドラえもんを通して、人生が見えてくる一冊、といったら大げさか？
すーっと心にとけ込むような短歌が素晴らしいです。

「ドラえもんがいたら・・・」とか「あの道具があったら・・・」と思ったことがある人は多いと思いますが、不便が楽しいことだってありますから。
タイトルの通りですが･･･。
この本に書かれている短歌を読むのは簡単です。
でも、詠むのは難しいです。作者の皆さんの苦労が伝わってきます。
ドラえもんって面白い！だけじゃなく、こうして短歌にして表現してみると
なかなか奥が深い作品なんだなぁと実感しました。
この本を読んで少しでも短歌に興味を持った方は応募してみてはいかがでしょうか？
私のお気に入り作品は「自転車で 君を家まで 送ってた どこでもドアが なくてよかった」です。 現存する世界Ｎｏ.１の男性歌人・枡野浩一がプロデュースした、『ドラえもん短歌』。一読して、うなってしまった！ これはまさに、「ドラえもんブルース」、それこそ、「藤子不二雄Ｂ」である！！ 漫画＆アニメのドラえもんでは決して表現できないであろう、ある意味ダークサイドのドラ・ワールドを表現した短歌の数々････｡ 黒いドラえもんという側面で例えれば、まさにＢ系ドラえもん！ （そう言えば、ドラちゃんもジャイアンもＢ系ヒップホップ・ファッションが似合いそうだ。ジャイアンは歌手でなく、リアル・ギャングスタ・ラッパーを目指せば、大物になるかも････)。 そして、短歌によってこれほど多様な世界を提示してくる『ドラえもん』という物語世界の強靭さに、やはり脱帽してしまうのだった。 英訳は無論、アジアの国々にも、訳して広めて欲しい一冊です。
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<title>短歌をよむ (岩波新書)</title>
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<description>短歌の「読み」と「詠み」について具体例をあげて解説しています。
短歌をはじめる方には最適な本です。
また、紹介されている作品も素晴らしいです。
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短歌の「読み」と「詠み」について具体例をあげて解説しています。
短歌をはじめる方には最適な本です。
また、紹介されている作品も素晴らしいです。

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<title>あなたと読む恋の歌百首 (文春文庫)</title>
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<description>この本を読んで短歌の楽しみ方が分かりました。
誰にも良く経験するような恋心が３１文字で見事にいいあらわされ、自分の気持ちを誰かに代弁してもらった爽快さをみなさん経験されると思います。
たぶん自分が出...</description>
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<![CDATA[
この本を読んで短歌の楽しみ方が分かりました。
誰にも良く経験するような恋心が３１文字で見事にいいあらわされ、自分の気持ちを誰かに代弁してもらった爽快さをみなさん経験されると思います。
たぶん自分が出会っても見過ごしてしまう歌が、俵さんの解説によって素晴らしい歌だということに気付かされる･･･そんな本です。

この本をよむと短歌全般の楽しみ方が分かるし、そうすると花や季節の変化にも目が行き、心豊かになったような気がします。
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<title>サラダ記念日 (河出文庫―BUNGEI Collection)</title>
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 どこを読んでも、珠玉の短歌が書かれているので、まずハズレは無い。また短歌の特性上、文字数は少ないのだが、一つ一つを読んでみると、いろいろな題材を取り上げ...</description>
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 これは、まさしく現代版の短歌集と言える。
 どこを読んでも、珠玉の短歌が書かれているので、まずハズレは無い。また短歌の特性上、文字数は少ないのだが、一つ一つを読んでみると、いろいろな題材を取り上げているので、読んでいて飽きない。しかも短歌は１ページに３つずつなので、ついつい次のも読みたくなってしまう仕掛けになっているところが凄い。
 また俵さんの短歌の上手いところは、五七五七七になっているが、しかしそれを変幻自在に操っていることにあると思う。だからこれだけ沢山の言葉をうまく使えるのではないだろうか。

 これは、まさに現代を代表する珠玉の短歌集といえる。またこの本は俵さんの詩の素晴らしさが如何なく発揮されているので、俵さんの本を読むなら、まずこの本をお薦めしたい。
 本作は一般の人に短歌に対する親近感を与えたという意味で貴重な作品と言える。自分の身近にある些細な出来事が"歌"になるという新鮮な驚きを与えたのである。しかも、破調のようでいて、僅かな例外を除いて五七五の形式を守っている点が好ましく思えた。しかし、歌の内容は残念ながら私が共有できるような感動は無かったので、本棚に放っておいた。

ここからガラッと話が変わるが、筒井康隆氏が「薬菜飯店」という短編集を出している(解説は俵万智女史 !)。その中の一作に「カラダ記念日」という作品がある。題名からして本作のパロディだが、筒井氏らしく唯のパロディではない。短歌好きの極道が、極道生活の悲喜劇を綴るという制約を設け、本歌取りをしているのである。そして、「七二三から七二四」をもじったと思われる歌は、まさに驚天動地である。本作を読まれた方は、是非「カラダ記念日」もどうぞ。現代語を用いていることや「カンチューハイの歌」などが収録されていたこともあって発刊当時は革新的歌集のように言われていた。しかし、それは正しくない。本書はとても古典的な歌集なのである。
俵万智の短歌はほぼすべて五七五七七という規則に従う。別の本で著者自身が語っているように、１９８０年代の現代歌は破調に対して寛容すぎであり、センセーショナルな単語のパワーに頼りすぎるきらいがあった。「使っている言葉は現代語だが、形式やコンセプトは厳格なまでに古典的でありたい。」という、著者の理想のもとで作られた短歌を集めた本書は、当時の歌壇に対する強烈なアンチテーゼでもある。
したがって、軽やかで現代的なことばつかいとは裏腹に、音韻の使い方や言葉遊びには万葉集の影響が見られる。タイトルにもなった「サラダ記念日」の歌がそうである（サ行の繰り返しによる野菜の歯ざわりの表現が絶妙）。また、歌われる内容は四季折々の風景や人間の心情といった身近なものであり、全部を描写せず読者に想像の余地を残すなど表現バランスもすぐれている。そして、言葉の選択に対するセンスの鋭さは特筆ものである。一見したところキッチュでポップな表面にカモフラージュされているが、実際には「真似できるものなら真似してごらん」とでも言っているような強烈な自信、自意識なども封じ込められており、強くしたたかな女性像を感じさせてもくれる。
本書が世に出て以降、現代語を使う歌人が続々とあらわれたが、このレベルに到達した人はいないのではないか。本書に記された文字だけを読んでも十分楽しめるが、じっくり読み込むといろいろなものが見えてくる歌集である。使われている日本語、話題は現代のもの（といっても、もう古くなっていますが）。また、とても日常的。その日常の小さな事柄に大きなスポットを当てている気がします。ただし、形式は伝統的な七五調。読んでいて愉快な気持ちになるし、はっとさせられるところもありました。たしかこのようなコトを俵さんはどこかで書いていたか、しゃべっていたと思います。
『サラダ記念日』は中学の国語の教科書に載っているのを読んだ時に
なんて自由な短歌なんだろう。おもしろいって思ったのが印象的です。

しかしながら、作者の以後の作品でサラダ記念日を超える作品が以後出たかどうか？どう今後この言葉が進化していくのか、、そこに期待したいです。



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<item rdf:about="http://39-book.bestbook-search.com/detail/07/4003104420.html">
<title>斎藤茂吉歌集 (岩波文庫)</title>
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<title>みだれ髪 (新潮文庫)</title>
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<description>なんと贅沢な文庫本だろう。 

一ページあたり四首の配列と、ほどよい活字の大きさが、文庫本とは思えぬほど絶妙な結構をもたらしている。 

藤島武二の挿絵も素晴らしい。六章からなる歌集に続き｢訳と鑑賞...</description>
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<![CDATA[
なんと贅沢な文庫本だろう。 

一ページあたり四首の配列と、ほどよい活字の大きさが、文庫本とは思えぬほど絶妙な結構をもたらしている。 

藤島武二の挿絵も素晴らしい。六章からなる歌集に続き｢訳と鑑賞｣、｢評伝｣、そして田辺聖子の解説｢年々の愛読書｣まで載っている。 

○春みじかし何に不滅の命ぞと 
   ちからある乳を手にさぐらせぬ 

これが明治３４年の歌である。 

○金色のちひさき鳥のかたちして 
   銀杏ちるなり夕日の岡に 

子供のころから大好きだった一首。明治時代、まだ女性の地位がそれほど認められていないこの時代にあって、与謝野晶子の作る歌、その生き方は、若者には共感されたが、大人たちは眉をひそめた。しかし彼女は、自分に正直に歌を詠む。その歌はその時代のものとは思えない大胆さだ。臆することなく堂々と自分の気持ちを歌にする彼女の生き方は小気味よい。鉄幹との出会いから、結婚、そして永遠の別れ。彼女の生涯は決して平穏な日々ばかりとは言えないが、充実したものだったに違いない。鉄幹と晶子の生涯を描いた渡辺淳一さんの作品、「君も雛罌粟われも雛罌粟」（雛罌粟・・こくりこ）を読むと、この「みだれ髪」の世界がもう少しあざやかに見えてくるかもしれない。 女性の権利など今ほど確立されてなかった時代。ここまで自分を表に出した歌を書くなんて．．．大切にしたのは、世間体ではなく、他者の評価でもなく自分自身から湧き出てくるような感情といったところか。 同時期の知識層に批判され、青年層、主婦層に愛された情熱的作品集。 私の一番のお気に入りの歌は２６首目 やは肌の あつき血汐にふれも見で さみしからずや 道を説く君解説を読んでみても良いのですが、やはり直に読んで想像するのが楽しいですね。少々内輪ネタ(？)な部分もありますが、解説や、明子さんの年譜などを参照するとぐっと理解が深まります。１０代後半くらいなら、ぐっと身近に感じるところも々あるんじゃないかしら。発表当時、淫乱だの言われたそうですが、この時世、この作品を眺めて見ますと、大変清清しく美しい詩であることが判ると思います。学生の女の子には読んで欲しい作品集です♪義務教育を済ませた人なら，誰もが1度は教科書で読まされたであろう歌が収められている歌集です。けれども，教科書的では全然ありません。感じ取る力が非常に優れている人があふれでる物を抑えようともせずに詠っていった，渾身の大迫力歌集だなと思いました。後年，与謝野晶子は若いときの歌を否定していたと聞きますが，後年否定したくなるのもわかるなぁです。あまりにも生ですから。
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<item rdf:about="http://39-book.bestbook-search.com/detail/09/4003104846.html">
<title>北原白秋歌集 (岩波文庫)</title>
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<description>非常に美しい詩が多く収められています。
幻想的な雰囲気が漂い、童謡詩人としての北原白秋とは、また一風違った…むしろ、180度違う白秋の世界というものを感じさせられます。
文体は古くて、少々読みづらい...</description>
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<![CDATA[
非常に美しい詩が多く収められています。
幻想的な雰囲気が漂い、童謡詩人としての北原白秋とは、また一風違った…むしろ、180度違う白秋の世界というものを感じさせられます。
文体は古くて、少々読みづらいのですが、読み進めていくうちに、だんだん独特の文体にも慣れてくるので…
ゴス、耽美、退廃的などといった単語に関心をもたれている方は是非………………

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<item rdf:about="http://39-book.bestbook-search.com/detail/10/4500006338.html">
<title>瀬音―皇后陛下御歌集</title>
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<description>お子様や天皇陛下を思われるやさしさにあふれた御歌ばかりです。こういったジャンルは不勉強な私でも、抵抗なく、そして共感して読むことができました。同じ「子を持つ母親」として、今まで以上に美智子様に親しみ...</description>
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お子様や天皇陛下を思われるやさしさにあふれた御歌ばかりです。こういったジャンルは不勉強な私でも、抵抗なく、そして共感して読むことができました。同じ「子を持つ母親」として、今まで以上に美智子様に親しみを覚えた一冊です。
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<item rdf:about="http://39-book.bestbook-search.com/detail/11/4093873496.html">
<title>手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)</title>
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<description>著者である穂村さんの脳内にいる、
可愛くてちょっと凶暴、自由気ままに生きている「まみ」という女の子の言葉遊び。

タカノさんの素敵なイラストとあわさって、とても雰囲気のある本だと思います。
ただやは...</description>
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<![CDATA[
著者である穂村さんの脳内にいる、
可愛くてちょっと凶暴、自由気ままに生きている「まみ」という女の子の言葉遊び。

タカノさんの素敵なイラストとあわさって、とても雰囲気のある本だと思います。
ただやはりちょっと人を選ぶ短歌だと思うので、この星数にしました。


 絵本とか童話が好きならこういうのヒットなんでしょうが、どうも私は買うまでではなかったな、と後悔しています。もう全く理解できませんでした。趣味の問題です。 ただ作者がどこかで言っていたように自分たちには戦前の詩人のような詩は切実さにおいて書くことはできない、そんな平和な世の中に生きている、ということは間接的に伝わってきました。ある意味革新的、勇気あるなあとも思います。 しかし、そういった事前の了承がなければならないものはいかがなものかとも感じ、詩というものには説明責任がつかないこと、できればこの本のなかの詩の意味を聞いてみたいけど、聞いてしまったらそれはもう詩ではないんだな、と思った次第です。美容院で髪を切っているとき、パラパラと眺めていた週刊誌に、穂村さんのインタビュー記事があった。そして、そこでいくつか紹介されていた、彼の短歌に一目ボレ。帰り道、本屋で必死になって探して、手に入れたのがこの本です。わたしには、理想のオンナノコ像があるのですが、淡々とウエイトレスをしながら、冷静に世界をみつめている、主人公の「まみ」は、限りなく、それに近い。タカノ綾のイラストとのコラボレーションも面白い。ある意味、実験的な言葉の世界に、全然負けていないのがスゴイです。返事がなくても、送りつづける言葉。それはやっぱり、メールじゃなくて、手紙がいい。存在感が全然違うし、秘め事っぽくていいと、「まみ」ほどではないけれど、手紙魔のわたしは思うのです。歌集を読むのは初めてで、ついさくさくと読み進んでしまいましたが、読み終えた後、何かキラキラしたへんなものが残りました。はっきりとしたことばにはならないのですが、ふわふわした、気持ちいいような目眩がしているような気分がしばらく続きました。はじめは「うん？」「は？」と「まみ」の行動にとまどい、でもだんだんと「まみ」の輪郭がくっきりしてきて。一見かわいらしげなことばとイラストの中に、ぎょっとする内容のものが混じっていてどきどきします。あとがきもおすすめです。赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、きらきらとラインマーカーまみれの聖書夢の中では、光ることと喋ることはおなじこと。お会いしましょう。―いかがでしょうか？「ほむほむ」に手紙を書いてきた女の子、まみ。それに対するお返事として「ほむほむ」が作った本、というのがどうやらコンセプトらしいです。「ほむほむ」こと、歌人の穂村弘さんは、とっても印象的な短歌を書かれますが、この「手紙魔まみ」はなかなか難解な短歌が多かったかな？と言う印象をうけます。それでも、挿絵がふしぎ少女「手紙魔まみ」を心地よく連想させてくれ、「ほむほむ」の短歌がさらにそのまみのイメージを膨らませてくれ、、、という、ふしぎだらけで、でもとても素敵な本です。もしも短歌初心者さんがよむならば、「ええ〜〜〜っ！」とびっくりすることうけあい。お試しあれ♪
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<title>愛蔵版 遺愛集―いのち愛しむ獄中歌集</title>
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<title>ラインマーカーズ―The Best of Homura Hiroshi</title>
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<description>「土曜の夜はケータイ短歌」のゲト歌人としても有名な穂村弘さんのベスト版歌集。
いままでに発行された歌集から穂村さんが選んだ短歌や、この本のために書き下ろした
新作短歌、エッセイなど、たっぷり収録され...</description>
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「土曜の夜はケータイ短歌」のゲト歌人としても有名な穂村弘さんのベスト版歌集。
いままでに発行された歌集から穂村さんが選んだ短歌や、この本のために書き下ろした
新作短歌、エッセイなど、たっぷり収録されています。

あまり短歌の経験の無い初心者の方には解釈の難しい短歌も収録されていますので、
自分の短歌の幅を広げたい人や、もっと色々な形式の短歌を読んでみたい人にはぴったり。

私はこの歌集を読んでから短歌のとらえ方が変わりました。心地よい軽さ。ことば、発想の生み出すユーモラスな世界。穂村さんの短歌はポッポスの味わいです。好きなのは、

耳で飛ぶ象がほんとにいるのならおそろしいよねそいつのうんこ
桟橋で愛し合ってもかまわないがんこな汚れにザブがあるから
こんな目に君をあわせる人間はぼくのほかにはありはしないよ

好きな言葉を、好きなように蛍光ペンでマークできていたのは、もういつのことになるだろうか。本来なら自由に、その色が、赤が、青が、黄色が、緑が、そして彩られた言葉たちが光るのを楽しんで然るべきなのに、現在の私たちは、来週のテストの試験範囲や、旅行の日程や、役立つ就職情報や、重要な経済用語などといったつまらないものに、その用途を限定している。果たしてこれでいいのだろうか？穂村弘は、誰もが忘れ去っていた幼少時の素直な高揚を、鮮明に描き出す。デビュー歌集『シンジケート』の代表的な歌に、既にそれは顕われている。子供よりシンジケートをつくろうよ「壁に向かって手をあげなさい」秘密基地、犯罪組織といった言葉が持つ、不思議な幼児性。著者はこのように、普段見落としがちな言葉の魅力を、ラインマーカーでチェックしていく。また、この本はあくまで「Best of Homura Hiroshi」なので、それだけではなく、多様な一面を見せてくれる。ウェディングドレス屋のショーウィンドウにヘレン・ケラーの無数の指紋のように「三十一文字の小説家」としての技量を示したり、著者への手紙という形の「手紙魔まみ」では、完璧な心の平和、ドライアイスに指をつけても平気だったよのように無邪気な愛の全能感、そして痛みを描いたりと、他にも紹介しきれないが、微笑ましいものから怖いものまで幅広く収められている。短歌に興味はあるけど、ちょっと取っ付き辛いなあ……という人にこそお薦めという意味で、まさにベスト盤だと思う。短歌集である。形式にのっとり、伝統的な技法を使いながらも、現代的なことばと、現代的な情感を歌う、穂村弘が、ぼくは気に入っている。それに、女性歌人が元気な昨今、同じ男性として、応援したいという気持ちもある。やっぱり、男性歌人の歌の方が、共感できる点が多いような気もしないではない。年齢も、ぼくより７つ若いくらいだから、歌人がおじさんになって、自分への悲哀みたいなものがただよっているのを感じてしまう。そして、甘さも優しさも、女性歌人のそれと、ちょっと違う。なか、まっすぐな甘さというか、木製の家具の優しさとでもいうか。表現力がないので、これ以上、伝えられないが。でも、力強さ、激しさもあるんですよ。これまでの歌集の中の選りすぐられた歌が収められている。丁度、大切な部分をラインマーカーでマークするみたいに集めたというのが、タイトルの意味であろう。ちなみにこの本の表紙絵もラインマーカーで描かれている。この歌人の歌の中には宗教的な匂いを持つ言葉が繰り返し登場する。それは、「許す」であり、「神父」「天使」「パイプアルガン」「洗礼」「馬小屋」である。これらはかなり歌人自身の宗教的なバックグラウンドと関連しているのではないかと思わせる。そして、この対極にあるのが、スカトロジックな露悪趣味である。宗教的な「善」的要素に対して、光と陰のような、この「悪」的要素が必ず出てくる。これらがこの歌人の歌の味となり、歌を深くしているものと思う。ショートストーリーも塊??められているが、やはり、短歌の方がずっと良い。こわくなることもあるよと背を向けたまま鳥かごの窓を鳴らして(p.32,シンジケート）恋びとの腋剃りあげて口づける夜明けの中に夏がきている（p.132,ラヴ・ハイウェイ）穂村弘さんの歌には軽い毒と自己批判、刹那的な美を認める精神がある。何度も繰り返し読める歌集である。
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<title>愛する源氏物語 (文春文庫 (た31-7))</title>
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<description> 著者による源氏物語のエッセー・短歌の現代語訳・短歌の説明と、一冊で三度美味しい本。
 源氏物語の現代語訳などを読んでいるときに、読み飛ばしがちな短歌ではあるけれど、『氷砂糖をなめるように味わった』...</description>
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 著者による源氏物語のエッセー・短歌の現代語訳・短歌の説明と、一冊で三度美味しい本。
 源氏物語の現代語訳などを読んでいるときに、読み飛ばしがちな短歌ではあるけれど、『氷砂糖をなめるように味わった』ならば、より味わい深く源氏物語が読めることを教えてくれる。
 物語の中での短歌は、洗練された人間関係のツールである。その中で、本音の感情やかな立ち入った話なども、下世話にならず、花鳥風月になぞらえて、やんわり伝えてみたり、ときには激情を伝えてみせる。
 機知や教養、筆跡や紙の選択などに現れるセンスなど、チェックポイントがたくさんあるだけに、登場人物を語るのに欠かせないツールでもある。短歌に表現された登場人物たちの心情を深く読み込むことができるだけでなく、千年も昔の日本に、こんなに洗練された言葉の文化があったことが実感できる。歌人・俵万智らしく、源氏物語の和歌を取り上げて光を当ててみせる。「万智訳」和歌が、無理なく溶け込んでいるとは言い切れない部分もあるけれど、わかりやすかったのは確か。
現代で源氏を語る人は、大御所女流作家、はっきり言ってもうオバアさんばかりなのに対し、あっけらかんと感想を述べ、さくさく進んで時には古文の文法解説までしてくれる本書はとても親しみが持てる（そういえば俵さんは高校の古文教師でもあったのだ）。
これを読みながらもし氷室冴子が源氏を語る本でも書いてくれたら、最高なのになと思えて仕方がなかった。万智ちゃんせんせーによる、作中和歌の鑑賞。和歌は例によって万智流現代短歌との対訳。おおむね物語の筋に従って進行するので、源氏物語解説本としても。


古典の時間に、大量の背景知識を織り込んだ文章を《現代語訳》と称して覚えさせられて、古典嫌い・和歌嫌いになったアナタに。


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<title>与謝野晶子歌集 (岩波文庫)</title>
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<title>現代短歌の鑑賞101 (Literature handbook)</title>
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<description>この本は現代短歌を代表する歌人１０１人の代表歌３０首がのっています。
掲載歌人の年賦、掲載されている歌人への批評ものっています。
おまけで歌人系図ものっているので、歌人の所属結社や系譜も理解出来ます...</description>
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この本は現代短歌を代表する歌人１０１人の代表歌３０首がのっています。
掲載歌人の年賦、掲載されている歌人への批評ものっています。
おまけで歌人系図ものっているので、歌人の所属結社や系譜も理解出来ます。
これ１冊で現代短歌の世界が理解出来ます。
非常にお得なアンソロジーです。
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<title>サラダ記念日―俵万智歌集</title>
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<description> これは、まさしく現代版の短歌集と言える。
 どこを読んでも、珠玉の短歌が書かれているので、まずハズレは無い。また短歌の特性上、文字数は少ないのだが、一つ一つを読んでみると、いろいろな題材を取り上げ...</description>
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 これは、まさしく現代版の短歌集と言える。
 どこを読んでも、珠玉の短歌が書かれているので、まずハズレは無い。また短歌の特性上、文字数は少ないのだが、一つ一つを読んでみると、いろいろな題材を取り上げているので、読んでいて飽きない。しかも短歌は１ページに３つずつなので、ついつい次のも読みたくなってしまう仕掛けになっているところが凄い。
 また俵さんの短歌の上手いところは、五七五七七になっているが、しかしそれを変幻自在に操っていることにあると思う。だからこれだけ沢山の言葉をうく使えるのではないだろうか。

 これは、まさに現代を代表する珠玉の短歌集といえる。またこの本は俵さんの詩の素晴らしさが如何なく発揮されているので、俵さんの本を読むなら、まずこの本をお薦めしたい。
 本作は一般の人に短歌に対する親近感を与えたという意味で貴重な作品と言える。自分の身近にある些細な出来事が"歌"になるという新鮮な驚きを与えたのである。しかも、破調のようでいて、僅かな例外を除いて五七五の形式を守っている点が好ましく思えた。しかし、歌の内容は残念ながら私が共有できるような感動は無かったので、本棚に放っておいた。

ここからガラッと話が変わるが、筒井康隆氏が「薬菜飯店」という短編集を出している(解説は俵万智女史 !)。その中の一作に「カラダ記念日」という作品がある。題名からして本作のパロディだが、筒井氏らしく唯のパロディではない。短歌好きの極道が、極道生活の悲喜劇を綴るという制約を設け、本歌取りをしているのである。そして、「七二三から七二四」をもじったと思われる歌は、まさに驚天動地である。本作を読まれた方は、是非「カラダ記念日」もどうぞ。現代語を用いていることや「カンチューハイの歌」などが収録されていたこともあって発刊当時は革新的歌集のように言われていた。しかし、それは正しくない。本書はとても古典的な歌集なのである。
俵万智の短歌はほぼすべて五七五七七という規則に従う。別の本で著者自身が語っているように、１９８０年代の現代歌は破調に対して寛容すぎであり、センセーショナルな単語のパワーに頼りすぎるきらいがあった。「使っている言葉は現代語だが、形式やコンセプトは厳格なまでに古典的でありたい。」という、著者の理想のもとで作られた短歌を集めた本書は、当時の歌壇に対する強烈なアンチテーゼでもある。
したがって、軽やかで現代的なことばつかいとは裏腹に、音韻の使い方や言葉遊びには万葉集の影響が見られる。タイトルにもなった「サラダ記念日」の歌がそうである（サ行の繰り返しによる野菜の歯ざわりの表現が絶妙）。また、歌われる内容は四季折々の風景や人間の心情といった身近なものであり、全部を描写せず読者に想像の余地を残すなど表現バランスもすぐれている。そして、言葉の選択に対するセンスの鋭さは特筆ものである。一見したところキッチュでポップな表面にカモフラージュされているが、実際には「真似できるものなら真似してごらん」とでも言っているような強烈な自信、自意識なども封じ込められており、強くしたたかな女性像を感じさせてもくれる。
本書が世に出て以降、現代語を使う歌人が続々とあらわれたが、このレベルに到達した人はいないのではないか。本書に記された文字だけを読んでも十分楽しめるが、じっくり読み込むといろいろなものが見えてくる歌集である。使われている日本語、話題は現代のもの（といっても、もう古くなっていますが）。また、とても日常的。その日常の小さな事柄に大きなスポットを当てている気がします。ただし、形式は伝統的な七五調。読んでいて愉快な気持ちになるし、はっとさせられるところもありました。たしかこのようなコトを俵さんはどこかで書いていたか、しゃべっていたと思います。
『サラダ記念日』は中学の国語の教科書に載っているのを読んだ時に
なんて自由な短歌なんだろう。おもしろいって思ったのが印象的です。

しかしながら、作者の以後の作品でサラダ記念日を超える作品が以後出たかどうか？どう今後この言葉が進化していくのか、、そこに期待したいです。



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<title>短歌パラダイス―歌合二十四番勝負 (岩波新書)</title>
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<description>歌合というのは、まったく高尚で知的な遊びですね。
遊びというものは本来こういうものだったのでは？
この本を読んでいると、自分も短歌を詠んでみたくなっちゃいます。
短歌の入門書としても、現代歌人を知る...</description>
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歌合というのは、まったく高尚で知的な遊びですね。
遊びというものは本来こういうものだったのでは？
この本を読んでいると、自分も短歌を詠んでみたくなっちゃいます。
短歌の入門書としても、現代歌人を知るにも、もってこいの一冊です！現代の歌人２０人が熱海の旅館に集まって、歌の真剣勝負！二手に分かれて、一対一で優劣を競い合うのです。これはかなりきつい（ですよね？）しかも、勝負の前にお互いにディベート合戦。ほめたり、けなしたり。あなたならどちらの歌を選びますか？すばらしい歌の数々を目にできると同時に、解釈や鑑賞のしかたも味わえる本。臨場感あふれ、スリリングな一冊です。まったく短歌に興味のない人でも楽しく読める、とても優れた“短歌入門書”。歌合せという一種の「バトル」を描いた物語としても面白い。ひとつひとつの歌の解釈がきちんと説明されているし、また歌人たちの解釈（中には間違って解釈したものも……）も、人それぞれで面白い。歌人たちの作風がわかりやすく説明されていたり、自選の歌も収録されているので、誰の歌が好みかを判断し、歌集を買うときの手引きにもできる。短歌の奥の深さを初心者にも伝えられる素晴らしい書籍です。短歌とは（文学とは、というべきなのかもしれないけれど）なんて戦闘的のものなのだろうと、思ってしまう。それでも、どこか優雅で楽しげのは、短歌で遊んでいるからなのか？春の熱海という場所のせいなのか？と思ってはしまうけれど…あえて理由を探そうとすれば、真剣に遊んでいるから、なのよね、やっぱり。
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<item rdf:about="http://39-book.bestbook-search.com/detail/19/4309406556.html">
<title>みだれ髪―チョコレート語訳 (河出文庫)</title>
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<description>やわ肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君あまりにも有名な与謝野晶子の歌を、俵万智が訳すとこうなります。 ＜燃える肌を抱くこともなく人生を語り続けて寂しくないの＞ほかに、個人的な好みで抜...</description>
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やわ肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君あまりにも有名な与謝野晶子の歌を、俵万智が訳すとこうなります。 ＜燃える肌を抱くこともなく人生を語り続けて寂しくないの＞ほかに、個人的な好みで抜粋すると、こんな歌はいかがでしょう みだれ髪を京の島田にかへし朝ふしてゐませの君ゆりおこす ＜朝シャンにブローした髪を見せたくて寝ぼけまなこの君ゆりおこす＞  ふしませとその間さがりし春の宵衣桁にかけし御袖かつぎぬ ＜おやすみを言って別れた春の宵あなたのシャツに顔を埋める＞古文だと分かりにくい歌も、現代語に訳すと、なんだ、今も昔も恋する心は同じだと思え、与謝野晶子をとても身近に感じます。最後にもうひとつ  消えむものか歌よむ人の夢とそはそは夢ならむさて消えむものか ＜この恋が消えてたまるか歌よみの一時の夢となってたまるか＞晶子の気迫と情熱を感じ、ても好きです。ただし、原文のままだと主語が何なのか分からず、歌の意味がよくわかりません。 みだれ髪が発売されたのはほぼ百年前。百年たつと日本語はこんなにも変わってしまうのです。与謝野晶子の歌に手を加えるなどもってのほか！という批判を覚悟の上で、あえて俵万智流現代語（チョコレート語）に訳すという勇気ある挑戦に、脱帽です。本来、俵さんの歌はとても好きなのだが、この本は与謝野晶子さんの「みだれ髪」を訳した（？）という形をとっているため、作者の個性が生きず何だか無理していると感じてしまった。やはり、本人の感じたものを、その人の感性で書いた歌の方が読者に感銘を与えるものなのだと思った一冊でした。
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<item rdf:about="http://39-book.bestbook-search.com/detail/20/4043570023.html">
<title>Contemporary Rimix“万葉集”恋ノウタ―LOVE SONGS FOR YOU愛しくて (角川文庫)</title>
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<description>第１集「せつなくて」が気に入ったので、第２集も購入。写真に関しては、こちらの方が過激なものが少なくて良いかも。内容は１集と同様、現代語に｢訳｣ではなく｢リミックス｣されています。２集を読み始めて思っ...</description>
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第１集「せつなくて」が気に入ったので、第２集も購入。写真に関しては、こちらの方が過激なものが少なくて良いかも。内容は１集と同様、現代語に｢訳｣ではなく｢リミックス｣されています。２集を読み始めて思ったことは、問答歌の面白さ。｢この二人は女性の方が強気だな｣、｢この人の方が上手だな｣と、読み手の性格まで想像してしまいます。フジテレビでこの番組をやっていて、それがとても好きでした。また放送されるといいなあ…「恋ノウタ」シリーズ第３弾「つのる想い」を読み、気に入ったので、この第２弾「愛しくて」も読んでみようと思った。第３弾が、私には衝撃的だったので、かなり高い評価をしたが、この「愛しくて」は、冷静に読めたためか、全６０首のうち、『上手いな』と思われる訳は、半分あるかないか程度だった。最初の５首は特別いいし、ほかにも何首かうまい訳もあるが、訳者の力量が足りないのか、訳詩にリズム感が無いため、読みづらく読んでいてしっくりこないものも多い。原文と遠くかけ離れたような訳のものには、違和感さえ感じ、「現代語」訳過ぎて、原文の良さを台無しにしているものもある。結局、「ポップスの歌詞のような感覚」にこだわったことが、全体的には成功したとはいえない気がする。かえって、写真と「現代語訳」だけにした方が、良かったかも。写真は第３弾の方を先に見てしまったので、この第２弾はやや劣る。でも、気楽に気軽に万葉の恋歌に親しめる点では評価できる。第２弾「愛しくて」で気に入ったものを一つ。 信濃なる 千曲の川の 細石も 君し踏みてば 玉と拾はむ （訳）たとえ川原に落ちている ただの小石だったとしても    あの人が踏んだ小石なら ダイヤと思って拾いたい知り合いからプレゼントされた一冊です。万葉集の歌から「愛の歌」を六十首ピックアップして、現代風に訳してあるのですが、これがまたいいんです！昔の人は、とても情熱的だったんだなぁと感じさせられます。また、そえられている写真がおしゃれで、素敵です。私のお気に入りの歌は「恋ひ恋ひて 逢へる時だに 愛しき（うつくしき） 言尽くしてよ 長くと思はば」（大伴坂上太女）訳：恋しくて恋しくて やっと逢えたそのときは 繰り返し繰り返し 愛してるといって ずっと私といたいなら繰り返し繰り返し 君だけといって 万葉集の歌を引用して愛の告白をするのも、素敵かもしれませんね。人間の心は、特に愛に関しては変わっていないんだなっておもって思わずほっとします。時代とともに恋愛感情まで歪んじゃっているんだったら悲しいですからね。千年も昔の人たちの恋の駆け引き、愛情表現に感動しました。ケータイやメールやクルマなんてない方がよかったなぁ、と思ったり（笑）。現代よりももっと情緒あふれていて素敵です。写真も上手にマッチされていてかっこよかったです。学生の頃勉強したはずなのに、こんな風に翻訳されてわかりやすくしてもらえると、凄く共感がもてたり感激したりしました。
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